本気の見込み客だけにセールスするコーチングビジネスの仕組み
コーチング起業に挑戦したいけど、セールスが不安…
セールスが原因で、二の足を踏んでいる方がとても多いです。
直接、人に商品を売ったことがない人にとっては、最も気になるのがセールスでしょう。
実は、コーチングビジネスの集客の導線を構築したり、仕組みを理解したりすることで、押し売りしないセールスが可能になります。
私自身、初めての個別相談(セールス)でも「押し売りしないセールス」というよりも、とてもワクワクとした時間を過ごすことができました。
この記事では、本気の見込み客だけにセールスする集客の仕組みについて、必要最小限のコツだけをお伝えします。
この記事を読み終える頃には、「たしかにセールスに恐れる必要はないかも」と理解できるはずです。
本気の見込み客だけにセールスする集客の仕組み
コーチングビジネスの集客導線の図です。
集客の仕組みを構築し、本気の見込み客を個別相談に導きます。
見込み客:将来的にあなたの商品を利用する可能性がある顧客のことです。
この個別相談の場が、セールス場になります。
では、「信頼関係の構築」や「価値観の教育」を経て、個別相談に来てくださった見込み客。
本気の見込み客とは、具体的にどのような方なのでしょうか。
本気の見込み客とは?
本気の見込み客を想像してみてください。
次のような項目が思い浮かんできたのではないでしょうか。
- たった一度の人生を後悔したくない。
- 絶対に叶えたい夢をもっている。
- 商品内容への興味が高い。
- 高額を払う気持ちがある。
- やる気がすさまじい。
- 向上心が高い。
どれも、本気が伝わる項目ですが…。
この中で、全てが1つに集約される項目があります。
1つです。
①~⑥のどれだと思いますか?
正確は、④「高額を払う気持ちがある」です。
なぜならば、④の方は、すでに次の2つの必要性を理解することができているからです。
- お金をかけて夢や目標を達成する方法を教えてもらうことが必要
- 夢や目標を達成するためには、リスク(自己投資)をとることが必要
つまり、本気の見込み客とは覚悟を決めている方です。
覚悟:危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすることです。
個別相談(セールス)の場には、できるかぎり高額を払う覚悟ができた見込み客を導かなければなりません。
もし、本気ではない見込み客を個別相談(セールス)の場に導いてしまったら…
どのような問題点があるでしょうか?
たとえば、無駄な時間が増えます。
- 個別相談の日程調節のメールのやり取り
- 事前アンケートの確認
- 個別相談の台本作り
- 個別相談の時間
- 事後アンケートの確認
おそらく、5つ全てで、1人につき3~4時間は、時間を消費することになります。
もちろん、契約には繋がらないでしょう。
何度も、セールスを失敗することを通して、セールスに苦手意識をもってしまうかもしれません。
時間を失います。
自信を失います。
失うものはこれだけではありません。
一番大切な人を失います。
誰だかわかるでしょうか。
あなたの理想のお客様です。
本来、あなたが手助けすることができた、あなたの理想のお客様を失うことにつながります。これは、あまりにも大きすぎる機会損失です。
ここまで、言葉をにごさずに説明してきた理由です。
個別相談(セールス)の場には、覚悟のできたお見込み客だけを導かなければなりません。
では、どのような集客をすればよいのでしょう。
覚悟のできた見込み客の集客の流れ
覚悟のできた見込み客を集客するポイントを2つ紹介します。
❶登録の手間をかける。
X(twitter)→メルマガ講座の流れ見てください。
100人中、10人程度がメルマガ講座に登録してくださいます。
登録するには、氏名やアドレスを打ち込む手間もかかります。
また、個人情報を知らせることにもなります。
あなたへの信頼やあなたの商品に強い興味がなければ、メルマガ講座に登録はしません。
しかし、メルマガ講座は無料ですよね。
この段階の見込み客は、あなたへの信頼やあなたの商品に興味はあるけど、まだ本気の見込み客ではありません。
そこで、
❷有料化する。
メルマガ講座→個別相談(セールス)の流れを見てください。
10人中、1人程度が個別相談に申し込んでくださいます。
個別相談を有料化することによって、本気度の高い見込み客だけが個別相談に申し込むようにします。
3,000円より、5,000円。
5,000円より。10,000円。
個別相談の価格があがるほど、本気度もあがるのことが分かると思います。
私は、メルマガ講座をリリースして3か月間は、個別相談を無料にしています。理由は、できる限り多くの方の感想を集め、メルマガ講座をブラッシュアップする目的があるからです。
もちろん、契約していただきたい気持ちで個別相談には望みます。
しかし、できたばかりのメルマガ講座にも関らず、わざわざ申し込んでくださった方のお役に立ちたいというのが本音です。
以上のように、
- 登録の手間をかける。
- 有料化する。
この2つのバランスを変えることにより、本気の見込み客だけを個別相談(セールス)の場に導くことができるようになります。
コーチング起業に限らず、ひとり起業は時間が命です。
限られた時間を、クライアントや将来のお客様にフルコミットしなければ、人助けはできません。
厳しく聞こえるかもしれませんが、コーチングビジネスは、お客様を「理想の未来」へ導くことを第一に考えて当然なのです。
おわりに
この記事では、本気の見込み客だけにセールスするコーチングビジネスの仕組みについて、必要最小限のコツだけをお伝えしました。
いかがだったでしょうか。
コーチングビジネスの集客導線の構築と合わせて、今回の2つのコツを取り入れることで、本気の見込み客を個別相談に導くことができるようになるはずです。
あとは、SNS情報発信で、あなたの人となりや価値提供をしっかりと行いましょう。
あなたの人間性に惹かれた本気の見込み客が、きっと個別相談に申し込んでくれるはずです。
お時間をつくって最後まで読んでくださり
ありがとうございました。