「分からないまま進ませない」が生まれた瞬間|教員27年が創った完全理解保証
この記事は、「完璧主義」の呪縛に囚われ、ビジネスの一歩を踏み出せずにいる、かつての私自身のような40・50代のあなたに向けて書きました。
- ビジネスを始めたいけど、何から手をつければいいか分からず、「分からない」を誰にも聞けない方
- 他のコーチやコンサルに相談しても「まずは行動」という精神論だけで、具体的な答えがもらえない方
- PC・SNS・サブスク設定など、小さな不安を積み重ねて、オンラインビジネスに足踏みしている方
もし一つでも当てはまるなら、それはあなたが真面目で、責任感が強いからかもしれません。
しかし、この価値観は、起業の世界では最大のメリットになります。
私がなぜ「分からないまま進ませない」を自分のビジネスの核にしたのか。
その原点と、完全理解保証システムの全貌をお話しします。
1回10万円のセッションが、30分で終わった日

起業1年目。
私は250万円を投資して、メンターのマンツーマンサポートを受けていました。
年間24回のセッション。
単純計算で、1回あたり約10万円です。
ある日のセッションで、メンターからこう言われました。
「山近さん、今日はどんなことを聞きたいですか?」
私は正直に答えました。
「すみません…何を質問すればいいか、思い浮かびません」
すると、メンターはこう言いました。
「では、今日のセッションは終わりにしましょう」
セッション時間、わずか30分。
画面が切れた瞬間、愕然としました。
メンターは、あえて突き放してくれた
でも今なら納得できます。
あの時、質問できなかったのは、私がメンターに「正解」を求めていたからです。
- 答えを教えてください
- 何をすればいいか指示してください
なかなかゼロイチを突破できず、自信を失い、自暴自棄になっていた…。
そういう依存的な姿勢だったのだと思います。
教員時代、私は常に「正解を教え、完璧な指導をする側」でした。
その習慣が抜けず、今度はメンターに「正解」を完璧に教えてもらおうと依存していた。
その甘さを見抜かれたのだと思います。
メンターは、あえて突き放すことで教えてくれたのでしょう。
「自分で考えろ」と。
事実、このセッションの2週間後だったかな、私はゼロイチを突破しました。
メンターの指導は、間違っていなかった。
もちろん今も、心から感謝しています。
「突き放す」が合う人と、合わない人がいる
ただ、この経験から私は一つのことを実感しました。
- 「突き放して気づかせる」が合う人と、合わない人がいる
- これで挫折して終わってしまう人もいる
私は、結果的にそれで成長できた。
でも、同じ方法で苦しむ人もいる。
特に、こんな方には別のアプローチが必要だと確信しました。
- 副業禁止で、限られた時間の中で準備を進めたい教員
- PC・SNSが苦手で、オンラインビジネスに不安がある方
- 安定を手放す恐怖と戦いながら、起業に挑戦しようとしている方
- 家族に迷惑をかけたくない、失敗が許されない状況にいる方
なぜなら、「失敗は経験」だと楽観的に捉える余裕がなく、完璧に用意されたレールから外れることを極度に恐れているからです。
そういう人には、「分からないまま進ませない」という徹底サポートが必要だと確信しました。
教員時代の原点:問いはやり取りの中で生まれる
教員時代、私は同じことを経験していました。
授業前に「発問リスト」を作っても、実際の授業ではほとんど使えない。
なぜなら、本当の問いは、子供たちとのやり取りの中で生まれるからです。
- 先生、ここが分からん
- なんでこうなるの?
その言葉を聞いて初めて、「あ、ここが引っかかってるのか」と分かる。
言葉を聞かなくても、表情や手の動きを見たら、大体の理解度は把握できる。
この指導法で、私はスポーツ指導では全国制覇を成し遂げ、教員としても文部科学大臣優秀教職員表彰をいただきました。
授業はライブであり、生もの。
27年間、私はそう信じて教壇に立ってきました。
マンツーマンセッションも、同じです。
あのセッションで「何を聞きたいか分からない」と言ってしまった私自身が、まさに教員時代に大切にしていた「問いをもてない子」「自信を打ち砕かれた子」でした。
クライアントさんが「何を聞けばいいか分からない」のは、当たり前。
自分では気づけないところに、大事な問いがあるのだから。
だからこそ私は、セッション中にクライアントさんに『しっかり話をしてもらう時間』を大切にしています。
その対話の中から、本当に必要な問いが見えてくる。
「分からないまま進ませない」完全理解保証システム

教員時代、私が大切にしていた考え方があります。
「能力は同じ、違うのは理解するまでの時間だけ。」
私はこの「キャロルの時間モデル」を、クライアントサポートでも徹底的に適用することにしました。
クライアントさんが「分からない」状態を解消し、確信をもって行動できるまで、必要な時間をこちらが完全に保証する。
それこそが、私のビジネスの核であり、指導哲学そのものである「完全理解保証システム」です。
このシステムは、特に40・50代の「育てる力」をもつあなたの「不安」に直結する3つのサポートで構成されています。
①だから、120分で縛らない

今、私はマンツーマンセッションを「120分」で設計しています。
でも、120分で終わらないことの方が多い。
クライアントさんによって、進度はまちまちです。
- PCが苦手な方
- ビジネス完全ゼロスタートの方
- 「何を売ればいいか分からない」という段階の方
- マインドブロックの強い方
そういう方には、分かるまで延長します。
長い方で、セッションが4時間を超えることもよくあります。
都合でセッションが途中で止まった場合は、次回に繰り越し。
逆に、1回のセッションを1時間ずつ2回に分けることもある。
人によって、柔軟に対応する。
こんなコーチ、他にいないと思います。
でも、これが私のやり方です。
②40・50代の事情を、全部分かっている
私のクライアントさんには、こんな方が多いです。
- 副業禁止の公務員で、起業準備から始めたい方
- 大手企業の管理職で、繁忙期がべらぼうに忙しい方
なぜ、選んでくれるのか。
私自身が、その立場を経験しているからです。
公務員の事情は、分かります。
管理職の都合も、分かります。
- 40・50代特有の責任の重さ
- 家族への配慮
- 将来への不安
全部、経験してきました。
だから、セッションも柔軟に対応できる。
- 今週は繁忙期なので、60分×2回に分けてもらえますか?
- 来月まで出張続きなので、チャットサポートだけでお願いします
そういうリクエストに、できるかぎり全部応えます。
「ナレッジサイト」と「チャットサポート」を合わせれば、悩んだり迷ったりする時間は最小限になる。
これが、「分からないまま進ませない」の実践です。
③PC苦手・SNS初心者でも、絶対に迷子にさせない
「やり方は分かったけど、実際にやると分からない」
これは、PC・SNSが苦手な方に非常に多い現象です。
だから私は、画面共有で一緒に操作します。
メルマガ設定、HP作成、サブスク登録…
一緒にやるから、確実にできるようになる。
LP、ブログ、SNS投稿も、公開前に何度でも添削し、品質を保証します。
「これで大丈夫かな?」という不安を抱えたまま公開する必要はありません。
「PC苦手、SNS初心者でも、絶対に迷子にさせない」
これが、私の約束です。
なぜ、ここまでやるのか
理由はシンプルです。
- 分かれば、できる
- できれば、楽しい
- 楽しければ、続く
- 続けば、成功する
そして、長くビジネスを続ける「主体性」と「自立」を確立できる。
単発で売れても、意味がない。
60歳を超えても稼ぎ続けられるビジネスモデルを、分かって身につけてもらいたい。
「家族に背中を見せたい」という想い

私のクライアントさんには、共通する想いがあります。
「家族に、挑戦する背中を見せたい」
- 妻に「私はまだやれる」という姿を見せたい
- 子供に「大人になっても夢を諦めない」という生き方を見せたい
- 「お父さん/お母さん、かっこいい」と言われる存在になりたい
私も、これがすべてです。
難病の息子がいます。
だからこそ、「挑戦する背中」を見せたい。
あなたの覚悟に、同じ覚悟で応えます。
なぜ競合に真似できないのか
この方法論は、簡単には真似できません。
▶ 時間的制約
120分+延長、365日サポートは、効率重視では採算が合わない
▶ 技術的制約
教員27年で培った「理解度の見極め」「説明技術」「忍耐力」が必要
▶ 精神的制約
監督13年で培った「できるまでやる」という覚悟がなければ、途中で妥協してしまう
この組み合わせは、世界で私だけです。
これに関しては、教員時代、監督時代、起業家の今もかわらず、絶対的な自信があります。
個人事業主は、信頼のみ
- 学校では、子供自らが登校してくる。
- 大手企業では、看板で商品が売れる。
でも、個人事業主は違います。
あなたの「信頼」のみ。
だから、クライアントさんの目標達成をして、なんぼ。
結果を出すことが、すべてなのです。
私が「最大10名」のクライアントさんに限定しているのも、この理由です。
それ以上増やせば、年商は上がるでしょう。
でも、一人ひとりに「分からないまま進ませない」サポートができなくなる。
それでは、意味がない。
長くこの仕事を続けることはできないでしょう。
あなたへ
もし、あなたが今、
- ビジネスを始めたいけど、何から手をつければいいか分からない
- PC・SNSが苦手で、オンラインビジネスに不安がある
- 「とりあえず行動」で失敗を繰り返している
- 家族に、挑戦する背中を見せたい
そんな状態なら、やり方を変えてみてください。
- 分かれば、できる
- できれば、楽しい
- 楽しければ、続く
- 続けば、成功する
分からないまま成功しても、うれしくない。
ビジネスを長く続けるなら、自分がちゃんと理解して、主体的に成功しないと意味がない。
あなたは、分かってから進みたいですか?
それとも、分からないまま進みたいですか?
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