【40代・50代のコーチング集客術】初心者でも成功する方法

40代・50代でコーチング起業を目指す方や、すでに始めたばかりの方は、こんな悩みを抱えていませんか?

集客がんばっているつもりだけど、なかなか成果が出ない…

SNSで発信しているのに、体験セッションの申し込みがほとんどない…
コーチング起業の道のりで、多くの人が「集客」という大きな壁にぶつかります。特に40代・50代からのコーチング起業では、この集客の壁がビジネス成功の鍵となります。
私自身、27年間の教員経験を経てコーチングビジネスを始めた際、集客でとんでもなく苦戦した経験があります。
今回は、その失敗と成功の過程で学んだ「本気の見込み客を集める秘訣」と、意外にも多くの人が陥りやすい罠についてお伝えします。
このブログを読み終える頃には、あなたは効果的な集客の本質を理解し、自信をもってビジネスを前進させることができるはずです!
早速ですが皆さんに、お聞きしたいことがあります。
「集客をする上で、最も重要なことは何でしょうか?」
実は…成功する集客には、明確な秘訣があるんです。それは…
あなたの商品に興味がある人を集めること
これこそが、集客の重要ポイントであり、集客の基本中の基本になります。
こんな声が聞こえそうですね。

そりゃそうだよ。そんなの当たり前じゃん。
しかし、SNSやブログを見ていると、この基本が意外と見落とされているのです。
では、どのようにして「本当に興味をもってくれる人」を集め、効果的な集客を実現すればよいのでしょうか?
40代・50代のコーチング起業|成功へのリアルなタイムライン

40代・50代のコーチング起業の道のりは一朝一夕では完成しません。私の経験と多くのコーチング仲間の実例から、大きく4つのステージに分けられます。それぞれのステージで乗り越えるべき壁と成功のポイントをご紹介します。
野心とコンセプト設計
この時期に最も重要なのは、「野心」です。
私は教頭職を辞める際、「校長先生の給料の2倍は絶対に稼ぐ」と固く決意していました。今では「お金は価値を提供すれば自然と流れ込んでくる」と考えていますが、当時はこの野心があったからこそ、転職という選択肢は1mmも考えませんでした。
野心があれば、困難にぶつかっても前に進む力になります。
この時期に苦労したのは「コンセプト設計」でした。
最初は「教員向けのサポート」や「不登校傾向のお子さんを抱えるご家庭のサポート」など、自分のできることベースでコンセプトを練っていました。
しかし気づいたのです。
これらは「課題解決」であって「問題解決」ではない
「課題解決」とは、マイナスをゼロの状態に戻すこと。例えば病院のような存在です。
一方「問題解決」とは、自分の力だけでは到底たどり着けないと思われる「理想の未来」の達成をサポートすること。
私がやりたかったのは「ティーチング×コーチング」による問題解決でした。でも、「カウンセリング」や「コンサルティング」といった課題解決に特化した方が、お客様を見つけやすい…。
この葛藤が準備期間の大きな壁でした。
最初のクライアント獲得
最初のクライアントを獲得する時期です。この時期に多くの人が挫折します。
私も最初の3ヶ月は体験セッションで続けて断られ、「一生、お客様なんて持てないのでは?」と心が折れそうになりました。
しかし、ここで気づいたのが「完璧主義」や「損得勘定」、「被害者意識」という自分のマインドブロックでした。これらを一つずつ認めて手放していったことで、突破口が開けました。
実績を積み、価格や顧客層を調整
実績が積み重なり、徐々に自信がついてくる時期です。
価格設定や理想のクライアント像が明確になってきますが、同時にサポート品質への不安も生まれます。
- クライアントさんのビジネスが思うように進まず、結果を出せないのでは?
- 私のサポートでは迷惑をかけてしまうのでは?
- 私のサポートサービスを売ることは詐欺と思われるのでは?
こんな不安から、「まずはクライアントサポートを全身全霊やり抜こう」「今の自分だからっできるベストの価値提供をしよう」と、私は一時的に新規募集を止め、クライアントサポートに注力した時期もありました。
私は現在この成長期にあり、年商1000万円を目標に着実にビジネスを育て、安定させているところです。
収益の向上と安定
この記事を書いている2025年度3月末、起業2年目の私はまだこの段階に到達していませんが、メンターやこれまでに出会った多くのコーチングビジネスの仲間たちを見てきて分かったことがあります。
本気で取り組めば、この時期には教員時代の年収を超える可能性が十分にある
私自身は起業5ヶ月でゼロイチを達成し、6ヶ月目には月100万円を突破できました。現在は次のステップに向けて着実に歩みを進めています。
もちろん、すべての人がこのようなペースで進むわけではありません。大切なのは、あなたのペースで着実に前進し続けることです。
ここで大事なのは、このタイムラインを「理想の道筋」として捉え、自分の状況に合わせて柔軟に対応することです。焦らず、一歩一歩進んでいきましょう。
避けるべき集客の罠

コーチング起業で多くの人が陥る集客の罠があります。これから紹介する罠に陥ると、どれだけ情報発信しても成果に結びつかない状態に陥ってしまいます。
「誰でもいい」と思ってしまうこと
これは絶対に避けるべきです!
始めたばかりの頃は、投稿の内容が浅く、どうしてもお金を稼ぎたいオーラが出てしまいます。そして「誰でもいいから早くお客様が欲しい」という気持ちで情報発信していると…
そんな波長に合う人が近づいてきます。巷で、「クレクレくん」や「テイカー」と呼ばれる人たちです。
- タダで情報を欲しがる人
- 安いサポートを探している人
私の経験では、ビールを飲みながら体験セッションをされたこともありました。奥様が申し込んだのに、なぜか旦那さんが代理で体験セッションを受けているという驚きの事態も…。
もうやばい。
理由は簡単。「あなたの商品に興味のない人を集めている」からです。
例えば、女性用の服を男性に向けて販売するようなものです。コーチングに興味のない人に、コーチングを売る。明らかにおかしいですよね。
でも、自分のビジネスになると、この基本を見落としがちなのです。
自己満足の情報発信
自分のSNSやブログ投稿を見返して、時々「自分語り」に偏っていることに気付くことがあります。
きっと、「また同じこと書いてるな…」といったマンネリから、「自分語り」が増えていったのでしょう。これ、ほんとに「あるある」の現象です。
その結果、具体的だった内容が抽象的になり、商品ではなく、自分のことばかりを語る状態に…。
結果、私の場合は、メール講座の申込みや体験セッションの成約率が、急降下してしまいました。
物販ならまだしも、コーチングのようなサービス商品、特に売ってから価値を生み出すサポート商品は、お客様との協働あってこそ成り立ちます。
自分の直感を無視する
自分が「この人は無理かも…」と思った相手とは絶対に契約してはいけません。
そして、そんなお客様を引き寄せているのは自分自身の情報発信だと気づくことが重要です。
私たちが出す言葉やエネルギーによって、同じ波長の人が引き寄せられます。だからこそ、自分が本当にサポートしたい人をイメージして情報発信すること。
これが、集客の罠を避ける最も効果的な方法なのです。初心者向けコーチング起業ステップでは、この点を最初に押さえておくことが重要です。
本気の見込み客を集める3つの秘訣

コーチング起業で成功するために、どうすれば効果的な集客ができるのでしょうか?
効果的なコーチング起業の集客戦略として、以下の3つのステップを実践することをお勧めします。
まずは明確な目標設定から始めましょう。
具体的には、コーチングに「本当に興味をもっている人」を見つけ出すことが重要です。
さあ、本当に興味を持っている人は、どんな人でしょうか?
その人たちの特徴、悩み、願望を明確にイメージしてください。それが明確になれば、ターゲットを絞った効果的な情報発信ができるようになります。
次に、見込み客を深く深く理解していきます。
お客様の悩みや願望について熟考し、しっかりと認識します。そして、あなたの商品やサービスを通して「どのように解決できるのか?」を、具体的かつ分かりやすく伝えるのです。
お客様が、「これなら解決できそうだ」と期待感を持ってもらえたら完璧です。
あなたは、どのように解決できるのですか?この問いにしっかり答えられるようになることが重要です。
最後に、心に響くコミュニケーションです。
SNSやブログ、メルマガでの発信は、単なる情報提供ではない!このマインドセットは、とっても重要です。見込み客の心に響くメッセージを届けることを意識しましょう。
人は、感情が動かなければ、絶対に行動に移すことはありません。「感動」→「行動」の順序です。
心に響くメッセージで感動を起こせ!
これらのステップを丁寧に踏むことで、初めて効果的な集客が実現します。
逆に、これらを無視して情報発信しても、残念ながら効果は見込めないでしょう。
本気の見込み客が示す5つのシグナルと対応方法

集客の質を高めるために最も重要なのは、「本気の見込み客」を見極めること。
実は私、コーチング起業して間もない頃、「誰でもいいからお客様が欲しい!」と思っていました。その結果、全然成約に結びつかないという苦い経験をしたんです。
時間は有限です。本当にあなたのサポートを必要としている人、そしてそれに見合った覚悟をもっている人を見つけられるかどうかが、コーチングビジネスの成否を分けるんですよね。
私の経験から、本気の見込み客が示す明確な5つのシグナルをお伝えします。
1. 覚悟のレベルが違う
本気の人は、「できない理由」を探すのではなく、「やる方法」を探します。
例えば、ある体験セッションでこんな言葉をいただいたことがあります。
「もう、退職することは上司に報告しています。いわゆる背水の陣ですね」
この言葉を聞いた瞬間、私は「この方は本気だな」と直感しました。
実は私自身も、教頭職を辞めてからメール講座に申し込み、体験セッションを受けました。これは稀な例かもしれませんが、覚悟に勝る決断はないんです。
一方、本気ではない人は、よく「お金が心配」「家族の理解が得られるか不安」と言います。でもこれ、実は単なる言い訳なんですよね。本当に欲しいものなら、人は必ず方法を見つけるものです。
2. 課題への取り組み姿勢がはっきりしている
私はメール講座で意図的に課題を出しています。
面白いことに、この課題を提出した人と提出しなかった人では、その後の成約率が圧倒的に違うんです。実際、課題を提出しなかった人で契約に至った例は、私の経験では一度もありません。
これは何を意味するのでしょうか?
行動する人だけが、結果を手に入れられるということ。
コーチングは「知識」ではなく「行動変容」のビジネスですから、最初の小さな行動すらできない人は、本気ではないと判断して間違いないでしょう。
3. 複数のコーチを渡り歩かない
これは意外と見落とされがちなポイントです。
「複数の体験セッションを渡り歩く渡り鳥」は要注意。こういう方は、自分に合う合わないばかりを探して、結局は自分で決断せず、覚悟を決めるきっかけを赤の他人に求めているんです。
本気の人は、情報収集はしっかりしますが、ある段階で「この人と一緒に進もう」と決断します。迷走が長すぎる人は、実はまだ本気ではないことが多いんです。
4. 意思決定が明確
体験セッションの最後に「一緒にやりましょう!」と言った時の反応も重要です。
本気の人は「やります!」とすぐに答えてくれます。一方、「いや、でも…」と言われたら、もう手の施しようがありません。
ここで強く背中を押すことは絶対にしないようにしています。なぜなら、後で困難に直面した時、自分ではなく他人(私)に責任をなすりつける可能性があるから。最悪の場合、クレーマーになる恐れもあります。
決断は必ず相手自身がすべきことなんです。
5. フィードバックを素直に受け止める姿勢がある
本気の見込み客は、厳しいフィードバックも素直に受け止める姿勢があります。
私はメール講座の課題提出に対して、忖度なしに言いたいことをズバリと書くようにしています。相手の成功のためには、自分が気に入られたいなんて気持ちは必要ないですからね。
コーチはメンターであって、ただの仲良しや迎合する存在ではありません。将来的にも対等ではなく、導く立場だからこそ、最初からそのような関係性を築くことが大切なんです。
本気の人は、このようなストレートなフィードバックを「ありがとう」と受け止めてくれます。
では、これらのシグナルを見極めた後の対応はどうすればいいでしょうか?
- 彼らのニーズと目標をさらに深く掘り下げる
- あなたのサービスが具体的にどう役立つかを明確に示す
- 決断を後押しする適切な問いかけをする
- セールスしない、サービスメニューや価格表を提示しない
- 行動できない本質を簡潔に指摘する(「あなたが行動できないのは覚悟ができていないだけです」)
- 「お客様にはお客様のタイミングがあります。そのタイミングがきたら、声をかけてくださいね」と伝える
重要なのは、無理にクライアントを獲得しようとしないこと。
無理に契約しても、途中で挫折されたり、行動にストレスを感じられたりするのは、お互いにとって不幸なことです。あなたのサービスを本当に必要としている人だけをサポートすることで、より質の高いコーチングを提供できるんです。
本気の見込み客を見極めるもを持つことで、あなたのビジネスはより「効率的」に、そして何より「充実」したものになっていくでしょう。
心に響くコミュニケーションの極意

コーチング起業において、具体的にどうすれば心に響くコミュニケーションができるのでしょうか?私が実践して効果を感じている方法をご紹介します。
本質を言い当てること
大人は、よほどの信頼関係があったとしても、本当のことを言わないものです。
言ったとしてもオブラートに包んだり、体裁を保ったりして、頭で思ったことが口から出る時には大きく湾曲されています。それが普通なのです。
実は、大人は自分の本心を湾曲させる表現をし過ぎて、何が本音か自分でも分からなくなっていることが多いのです。
だからこそ、コーチやメンターの存在が必要なのです。
言葉ではなく行動を見る
言葉を聞くな!それは嘘。行動を見ろ、しぐさを見ろ、声の調子や視線を追え!
非言語コミュニケーションを捉えると、相手の本心が見えてきます。特に体験セッションでは、この視点が非常に重要です。
自分のサポートサービスを必死にアピールしても売れません。相手の悩みと問題をとことん傾聴して信頼感を得て、お客様が秘めている「理想の未来」を臨場感をもってどんどん聴き出していくのです。
「聞く」ではなく、「聴く」です。自分の聞きたいことを聞いても、心は閉ざすばかりです。聴く。よく「耳+目+心」なんて言いますよね。
しっかり相槌をうつ。そして、小さい画面のZOOMでは、リアルの3割の増しぐらいのリアクションで丁度良いです。
そして「もしそれが叶わなかったらどんな人生だったと言えますか?」と一言。いわゆる「天国をとことん引き上げ、地獄をイメージしてもらう」アプローチです。
ちょっと酷に聞こえるかもしれませんが、効果的です。
マインドブロックを見抜く
そこで、なぜ今までできなかったか、悩みの本質や問題の本質を突き止めます。
非言語コミュニケーションをじっくり観察していれば、必ず分かるものです。お客様の行動を止めている本質、つまりマインドブロックを言い当てることが重要です。
何度も言いますが、「自分のサービスをアピールしまくるな!!!!」です。
大事なのは、信頼です。「この人なら、自分を連れて行ってくれるかもしれないという可能性」を示すことが、集客の極意なのです。
実例:心を動かすメッセージ
私の体験から、特に効果的だった言葉をいくつか紹介します。
- 「あなたの悩みはXではなく、実はYが本質なのでは?」
- 「今のやり方を続けると、3年後にはどうなっていると思いますか?」
- 「それが実現したら、あなたの人生はどう変わりますか?」
- 「なぜそれが今までできなかったのか、本当の理由を一緒に探ってみませんか?」
これらの問いかけは、相手の内面深くに触れるものです。表面的な会話ではなく、本質的な対話を生み出します。
見極めのポイント
効果的なコミュニケーションのためには、相手を見極めることも重要です。
- 自分の話をしっかり聞いてくれるか?
- 質問に対して誠実に答えようとしているか?
- 変化への本気度が感じられるか?
- 自己投資の準備ができているか?
これらのポイントをチェックすることで、本気で成果を出したい見込み客かどうかが分かります。
まとめ:効果的な集客の本質

この記事では、コーチングビジネスを始めたばかりの方や、これから始めようと考えている方に向けて、効果的な集客の方法と陥りやすい罠についてお伝えしました。
集客で大切なのは「数」ではなく「質」です。
コーチング起業で成功する方法は、結局のところこのシンプルな原則に集約されます。
あなたのコーチングサービスの本質的な価値を磨き、それを適切に伝えることができれば、本気の見込み客はきっとあなたの元に集まってくるでしょう。
高級ブランド店の前に並ぶ長蛇の列のように、真に価値あるものには自然と人が集まるものです。あなたのコーチングサービスの本質的な価値を磨き、それを適切に伝えることができれば、本気の見込み客はきっとあなたの元に集まってくるでしょう。
そのためには、
- 明確な目標設定
- 見込み客の深い理解
- 心に伝わるコミュニケーション
これらの基本を忘れずに、あなたのコーチング起業を成功に導いてください
私自身も今回の記事を書くことで「集客の基本」を振り返る良い機会となりました。ありがとうございます。みなさんも定期的に基本に立ち返ることで、ビジネスの成長につながるヒントが見つかるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたの成功を心から応援しています!
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