お金・価格

コーチング起業の年収実態|8割が月10万以下の現実と月100万達成の3つの黄金法則

椅子が向かい合っていて、灯りがついています
山近克彦
Well-Being coaching
代表 山近 克彦(かつ)
教員歴27年・元教頭
49歳で早期退職し、50歳でコーチング起業

「コーチングでは稼げない」

そう結論を出す前に、知っておいてほしいことがあります。

コーチング業界では、多くのコーチが月10万円前後で止まったまま、その一方でごく一部のコーチが月100万円以上を安定して稼いでいます。

その差は、どこで生まれるのか。

  • スキルではありません
  • 資格でもありません
  • 経験の長さでもありません

私自身、6年間迷った末に、49歳で教頭職を辞めてコーチング起業を決めました。だからこそ、あなたが今どこで止まっているのか、だいたい想像がつきます。

  • コーチングで十分な収入を得るのは、やはり難しいのではないか
  • どれだけ情熱を注いでも、生活できないのでは意味がない
  • 今の仕事より稼げないなら、リスクを取る価値があるのか

この記事では、低単価から抜け出せない理由と、月100万円に届いた人がやっている3つの黄金法則を書きます。

お金について考えることを、隠す必要はありません。コーチングを仕事として続けるために、最初に向き合う課題です。

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コーチング起業の年収相場と可能性

コーチング起業の年収は、大きく3つの層に分かれます。

※以下は年商(売上)で書きます。経費と税を引いた手取りは、これより下がります。

初心者レベル:年商100万円前後(月10万円以下)

  • 単価3,000〜5,000円のセッション
  • クライアント獲得に苦戦している
  • 副業として細々と続けている

中級者レベル:年商300〜500万円(月25〜40万円)

  • 単価2〜5万円のパッケージ
  • クライアントが安定して確保できている
  • 独立できる収入ライン

成功者レベル:年商1,000万円以上(月80万円以上)

  • 単価30万円以上の商品
  • 紹介とリピートで収入が安定している
  • ビジネスとして確立している

体感として、一番下の層に8割ほどが留まり、真ん中に届くのが1割強、一番上まで行くのは数%だと見ています。

ここは、はっきり書いておきます。

この割合は、公的な統計ではありません。私が体験セッションや講座、同業の集まりでお会いしてきた方々を見ての、私の判断です。母数を出せる数字ではありません。

それでも書くのは、一番下の層で「コーチングでは稼げない」と結論を出して辞めていく人が、あまりに多いからです。

上の層にいるコーチは、これから解説する3つの黄金法則を実践しています。

8割のコーチが直面する厳しい現実

  • コーチ歴10年超なのに、月商10万円以下
  • 国際資格(ICF)保有者なのに、クライアントは1人
  • スクールを卒業して3年経っても、単価3,000円のまま
  • 勉強だけは続けているのに、収入に結びつかない

これが現実です。コーチングスキルを磨くことに集中するあまり、ビジネスとしての側面が後回しになっています。

私も同じでした。

教員歴27年。人を育てることについては、現場で結果を出してきた自負があります。それでも起業した最初の数ヶ月、その専門性は、まったくお金になりませんでした。

腕がないから売れないのではありません。売れる形になっていないから売れないのです。

低単価ビジネスの落とし穴

あなたは、月商30万円あれば生活できるとします。

単価3,000円×100セッション=30万円

「100回のセッションぐらいならできそう」と思いましたか?

それは、かなり危険な考えです。

なぜなら、

  • 100人のクライアントを集めるには、膨大な時間とエネルギーが必要
  • 月に100回のセッションは、身体的にも精神的にも続かない
  • 1回あたりの質が、確実に落ちる

疲れ切ったコーチのセッションに、クライアントは満足するでしょうか。

そのコーチに、もう一度依頼するでしょうか。

低単価は、単に「安い」のではありません。質が落ち、続かなくなり、結果として誰も幸せにならない構造です。

もう一つ、見落とされがちなことがあります。

薄暗い商店街で、ブランド物のバッグが2,980円で売られていたら、どう思われますか。

「偽物だろう」と判断しますよね。

安い商品は偽物、高い商品は本物。私たちは、そう信じています。コーチングでも、同じことが起きています。

単価3,000円のセッションは、中身が本物かどうかを見られる前に、値段で判断されています。

この悪循環から抜け出せず、多くのコーチが「コーチングでは稼げない」と結論を出して、業界から離れていきます。

低単価モデル高単価モデル
クライアント数30~100人3~10人
単価3,000~5,000円/回10万~30万円/パッケージ
コーチの状態時間に追われる一人に集中できる
サービスの質疲労で落ちていく回を重ねるほど上がる
継続・紹介起きにくい起きやすい

「数で稼ぐ」から「価値で稼ぐ」へのシフト

成功する2割のコーチの共通点

続いている2割のコーチには、はっきりした共通点があります。

『数で稼ぐ』発想から『価値で稼ぐ』発想へ、切り替えていることです。

「少人数」×「高単価」モデルの徹底実践

なぜ、これが鍵になるのか。

一人ひとりに、圧倒的な量の価値を渡せる

クライアントの変化と成長に、集中力を全部向けられる

コーチ自身の生活が壊れない

結果が出るから、紹介とリピートで収入が安定する

私のマンツーマンは12ヶ月・24回です。1人の方に、1年間伴走します。この形は、少人数でなければ物理的に成立しません。

逆に言えば、「少人数×高単価」は、一人にどこまで渡すかを決めた結果として出てくる形です。値段を先に上げても、そこには届きません。

稼げないコーチの本当の問題

外的な要因ではなく、内側が最大の障害です。

稼げていないコーチから、よく聞く言葉があります。

稼げていないコーチから聞かれる言葉
  • 私のスキルでは、まだ高単価は請求できない
  • この地域では、高単価は通用しない
  • 人助けがしたいだけで、お金は二の次

言い方は悪いですが、これらは言い訳です。

私も、全部言っていました。

では、なぜ言い訳が出るのか。

自分自身に課した制限、つまり『お金のマインドブロック』が働いているからです。

『マインドブロック』とは、あなたの成功を妨げる思い込みのこと。特に『お金のマインドブロック』は、多くのコーチを苦しめています。

典型的な『お金のマインドブロック』
  • 高額を受け取ることは悪いことだ
  • 成功するのは特別な才能がある人だけだ
  • 自分のサービスにそれほどの価値はない

この思い込みは、価格設定だけでなく、マーケティングにもセールスにも、全部にじみ出ます。

金額を口に出すときに、声が小さくなる。その一瞬を、相手は見ています。

収入を劇的に増やす3つの黄金法則

コーチング業界での私自身の経験と、成功しているコーチと交流してきた経験から、私は3つの黄金法則を見出しました。

1. 明確な収入目標を設定する

「それなりに稼ぎたい」では、何も決まりません。具体的な数字で設定します。

  • 月商いくらを目指すのか
  • そのために必要なクライアント数は何人か
  • 1クライアントあたりの単価はいくらにすべきか

例えば、

  • 目標月商:50万円
  • クライアント数:5人(少人数に絞る)
  • 1クライアント単価:10万円(高単価設定)

この3つが決まると、次にすることが自動的に決まります。

5人と契約するために何人とお会いする必要があるか。そのために何を発信するか。上から順に降りてきます。

逆に、目標があいまいなままだと、発信も価格も、全部ぼやけます。

2. 「少人数×高単価」モデルを構築する

理想的なクライアント像を明確にする
  • 年齢、職業、ペインポイント、目標など
  • 「誰にでも」ではなく「特定の誰か」に向けたサービス設計
そのクライアントの「解決したい悩み」を深く理解する
  • 表面的な悩みと潜在的な悩みの両方を把握
  • クライアントの言葉で描写する
その悩みを解決する具体的な価値提案を用意する
  • 価値のパッケージング(成果、体験、安心感)
  • 差別化ポイントの明確化
価値に見合った適切な価格設定をする
  • 3,000円ではなく、30,000円、あるいは300,000円の価値を提供する

価格は、値札ではありません。「ここまでやる」という約束です。

高単価パッケージの考え方(一例)

短期サポート(3ヶ月程度)

  • 90分×6回のマンツーマンセッション
  • 毎日のチャットサポート
  • 学習教材やワークシート
  • 特定の課題解決に焦点を当てる

中期サポート(6ヶ月程度)

  • 90分×12回のマンツーマンセッション
  • 毎日のチャットサポート
  • 同じ志をもつ仲間とのコミュニティ
  • グループでの学びの機会を提供
  • 中長期的な成長と成果創出

長期サポート(年間)

  • 90分×24回のマンツーマンセッション
  • 24時間365日チャットサポート
  • 特別なイベントやセッション
  • ナレッジサイトのアクセス権提供
  • 個別のメンタリング
  • カスタマイズされたサポートシステム
  • 根本的な変化と持続的な成長

※価格設定や具体的な内容は、提供する価値、対象とするクライアント、市場の状況などによって変わります。

※重要なのは、クライアントが得られる「変化」や「成果」に見合った価値提供を心がけることです。

3. 「稼ぐ覚悟」を決める

最も重要なのが、この「覚悟」です。

1と2は、書店にもネットにもAIにも書いてあります。それでも大半の人が実行できないのは、情報が足りないからではありません。覚悟の問題だからです。

覚悟は、3つに分かれます。

自分に値段をつける覚悟

「30万円です」と口に出す。その瞬間、自分にその価値があるのかと、自分自身に問われます。ここで声が小さくなれば、相手にも伝わります。

価格は、あなたの価値を証明する数字ではありません。「ここまでやる」という約束です。

断られる覚悟

私は、最初のクライアントが決まるまでに3回続けて断られました。3回目のあとは、正直しばらく動けませんでした。

それでも、値下げはしませんでした。値下げをした瞬間、最初にした約束が嘘になるからです。

断られたことと、価値がないことは、別のことです。

先に自分が払う覚悟

私は起業するにあたって、メンターに250万円を払いました(2年目の前期分を合わせると総額375万円です)。貯金を崩しました。

自分が高額を払う側に立って、はじめて「高額を受け取る」ことの意味が分かりました。払う側の怖さを知らない人は、受け取る側にも立てません。

この投資は、10ヶ月で回収しました。

この3つのうち、どれか1つでも欠けていれば、価格は必ず下がります。逆に3つがそろえば、1と2は自然に実行できます。

そして、この3つは、私だけの話ではありません。

私が伴走してきた方の中から、教員を辞めて独立された方が5名出ています。

企業の部長職のまま副業で始めた方、音楽教室を事業ごと作り直した方、専業主婦から10ヶ月でマネタイズされた方もいます。

次のステップ

この記事を読んでいるあなたは、おそらく以下のいずれかに当てはまります。

初心者

これからコーチングビジネスを始めようとしている。

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苦戦中

すでにコーチをしているが、思うように稼げていない。

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停滞中

コーチングビジネスでの収入に天井を感じている。

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どの段階にいるとしても、最初の一歩は、自分のマインドブロックを認識することです。そのうえで、具体的なアクションプランを立てましょう。

今日から始める4つのアクション

  1. あなたの理想的なクライアント像を紙に書き出す
  2. 提供できる価値を明確にする
  3. 現実的かつ挑戦的な収入目標を設定する
  4. 高単価サービスの構築を始める

ここまでの情報なら、書籍やYouTube、ネット、AIを活用すれば、誰でも手に入れることができます。

それでも一人で進めるのが難しいのは、情報が足りないからではありません。3つ目の「覚悟」だけは、自分一人では決めきれないからです。

自分の価格を口に出す場面も、断られたあとにもう一度立ち上がる場面も、一人では、たいてい低いほうへ流れます。経験者のサポートが価値をもつのは、この一点においてです。

よくある質問

Q1:未経験でも本当に稼げるのですか?

A:可能性はあります。私自身、コーチングもビジネスも未経験のまま、50歳で始めました。

ただし「未経験でもすぐに」ではありません。私は起業を決めるまでに6年迷い、決めてからは伴走者(メンター)に自己投資をして、6ヶ月で月商100万円に届きました。

未経験であること自体は、問題ではありません。未経験のまま、独学で進むことが問題です。

Q2:最初の顧客はどうやって獲得すればいいですか?

A:無料の価値提供から始めるのが現実的です。

ただし、期限を決めてください。無料を続けると、あなたのサービスは「無料のもの」として記憶されます。

無料で渡すのはセッションそのものではなく、「この人に相談したい」と思ってもらうための材料だと考えてください。

Q3:どのくらいの期間で結果が出るのでしょうか?

A:個人差があります。ここは、期間を約束できる話ではありません。

参考までに、私は起業から6ヶ月で月商100万円に届きました。ただしこれは、6年間迷い続けたあとの6ヶ月です。迷っていた期間を入れれば、6年半かかっています。

早い人と遅い人を分けているのは、能力ではなく、決めるまでの時間です。

Q4:高単価設定に不安があります。本当に価値に見合うでしょうか?

A:その不安は、ほぼ全員が持ちます。私も持っていました。

考え方を変えてください。価格は、あなたの価値を証明する数字ではなく、「ここまで連れていきます」という約束です。約束の中身を先に決めれば、価格は後からついてきます。

逆に、中身が決まっていない状態で価格だけを上げると、必ず苦しくなります。

Q5:オンラインとオフライン、どちらが効果的ですか?

A:どちらにも良さがあります。

私は岡山県の里庄町という小さな町に住んでいますが、クライアントは全国にいます。セッションはオンラインが中心です。オンラインでなければ、この場所でこの仕事は成立していません。

「この地域では高単価は通用しない」という言葉が言い訳になるのは、この点でもあります。

あなたの成功を全身全霊でサポートします

私は教員歴27年、元教頭です。15年の監督経験の中で、数々の全国大会出場チームと全国制覇チームを育ててきました。

49歳で早期退職し、50歳でコーチング起業。6ヶ月で月商100万円、2年目には教員時代の年収を超えました。

今は、本気で人を育ててきた方が、その経験を仕事に変えるところに12ヶ月伴走しています。

物心ともに豊かで、自分らしく自由に生きるための具体的な道筋を、お伝えします。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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 山近 克彦(かつ)
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Well-Being Coaching 代表

コーチング起業コーチ

本気で人を育ててきた方の
経験を仕事に変える12ヶ月完全伴走


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