コーチ起業・副業するための「コーチングビジネス」とは?
- コーチングで、起業・副業できるか?
- コーチングビジネスとは、なんだ?
- 難しそうだけど、自分にできるの?
不明なことがたくさんありますよね。
この記事では、コーチを本業にするための「コーチングビジネス」についてお伝えします。
コーチングビジネスにおけるコーチの役割とは?
コーチが、クライアントさんに提供する商品とは、クライアントさんにとっての「理想の未来」です。
たとえば、
- 〇㎏やせたい
- 中小企業診断士の資格が取りたい
- 起業・副業したい
人によって「理想の未来」は、十人十色です。
ただ、コーチが提供する商品には、共通点があります。
それは、「理想の未来」を達成したクライアントさんが、その後の人生を豊かにする商品であるという点です。
馴染みのあるコーチとは?
馴染みのあるコーチの代表として「スポーツコーチ」があります。
部活動やクラブチームなどで、監督やコーチのお世話になった方も多いのではないでしょうか。
スポーツコーチは、選手を「理想の未来」へ導きます。たとえば、優勝や全国大会出場などの目標に向けて、技術やマインドの両面でサポートしています。
あなたが「理想の未来」を達成できたどうかは別としても、その後の人生を豊かにする経験になっているはずです。
スポーツコーチ以外のコーチングビジネスの在り方
スポーツコーチ以外のコーチングビジネスでは、次のようなものも身近にあります。
- 英語コーチ
- 筋トレコーチ
- ダイエットコーチ
- 起業・副業コーチ
- 婚活コーチ など
ジャンルはいろいろありますが、どれもクライアントさんの「理想の未来」を達成するための商品であるという点が共通しています。
コーチングビジネスは、コーチの役割は、
クライアントさんの「理想の未来」を達成するために、全身全霊でサポートすることです。
コーチングビジネスは誰にでもできる?
では、プロフェッショナルとしてコーチング起業・副業するのは、誰にでもできるのでしょうか?
結論ですが、誰にでもできます。
その理由4つお伝えします。
同じ領域のプロでもサポート対象は幅広く存在する
コーチは、各分野の超一流である必要はありません。同じ領域のプロでも、サポート対象は幅広く存在します。
- 全国大会優勝をめざす監督・コーチ
- 地方大会優勝をめざす監督・コーチ
同じ領域の監督・コーチでも、レベルが違います。
たとえば、
私は、ドッジボールの監督を13年間しました。手前味噌ですが、全国大会10回目の出場で、全国制覇することができました。
「理想の未来」目的が達成できた理由は、地方大会優勝が当たり前になった。つまり、全国大会優勝レベルの指導が当たり前になったからです。
全国レベルの指導では、地方大会優勝をめざすチームには効果はありません。少し極端な例でかもしれませんが、休み時間にドッジボールを楽しみたい子供たちにとっては、指導されること自体が大きなお世話です。一緒に楽しんでくれる先生の方が、喜ばれるに決まっています。
つまり、クライアントさんのレベルによって、コーチのも需要も幅広いということです。
コーチ自身が理想の叶え方を知っているか?
ただ、重要なことが1つあります。
それは、コーチ自身が、クライアントさんの「理想の未来」の叶え方を知らなければならないということです。
コーチが叶えたことがない未来は、コーチは叶えるための方法を知りません。
どんなに、コーチングスキル「傾聴・質問・共感」を身に付けても、クライアントさんが叶えるための方法をもっていなければ、コーチであるあなたは教える必要があります。
コーチが、叶えるための方法を知らなければ、教えることはできません。
コーチ自身、これまでの人生経験で乗り越えてきたことや、強みの中から自分の専門領域を定める必要があるのです。
今はできなくても、これからできれば商品になる
「自分にコーチとして、クライアントさんをサポートする上で、強みになるような人生経験や強みはない」と思われる方もいるかもしれません。
重要なことを言います。
- あなたの人生経験や強みが、需要のある商品になるとは限らない。
- 需要がないものを商品にしても、商売にならない。
私は27年間、教育のプロフェッショナルでした。起業前には、「教育計コーチ(教師や子供、保護者を1ON1のサポート)」ができないか試行錯誤していました。しかし「教育系コーチ」にはなりませんでした。なぜなら、高いお金を払ってまで解決する問題がないからです。あったとしても、すでに無料か低料金で相談できる機関が多くあります。
そこで私は、ビジネスメンターともに、コーチの専門分野を考えました。
- 自分が遅かれ早かれできるようになること
- これからできるようになること
この2つのという視点で、コーチの専門分野を決めました。そして現在、コーチング起業・副業のビジネスコーチをしています。経験豊富なビジネスメンターのサポートを受けながら実践を重ねることで、多くの経験則を得るこができています。
今では「コーチングビジネス」に、私の得意の「ティーチング×コーチング」をフル活用し、経験から得たノウハウをクライアントさんに提供するビジネスを行ってます。
どんなプロフェッショナルも、はじめは素人です。経験を積みながら、プロフェッショナルになることができます。
誰にでも当てはまる浅く曖昧な商品を提供すること
コーチングスクールで資格をとれば、需要が増えるのではないか?
よく見かけるコーチングスクールでは、
- コーチングは教えない
- コーチに専門性は必要ない
ということを掲げています。
そうしたコーチは、
- 自分らしく生きる
- 悩みがすっきりする
- 届きそうな目標を達成できる
のような、誰にでも当てはまりそうな商品を扱うことが多いです。
結局、だれの「理想の未来」を叶えるわけでもないコーチング商品になってしまいます。
専門性のないコーチングは、誰でもできるなら、低単価になって当然です。
だからこそ、コーチングビジネスに取り組むにあたっては、専門性をもつことが必要不可欠なのです。
まとめ
コーチ起業・副業するための「コーチングビジネス」は、クライアントさんを「理想の未来」へ導く仕事です。そして、クライアントさんの人生にかかわらせていただく、とても責任の重たい仕事です。
しかし、コーチングビジネスの領域はとても広いです。あなたのだけの人生経験や強みを生かした専門性を扱うことができます。つまり、誰もがプロコーチとして、誰かを助けながら対価をいただくことができる仕事であるということです。
コーチングビジネスをめざすあなたも、正しく学んで、正しく実践していけばプロコーチとして活躍し、起業・副業することは十分に可能です。
お時間をつくって最後まで読んでくださり
ありがとうございました。