コーチングビジネスで稼ぎたいなら、あなたのエゴは必要だ!
いきなりですが、質問です。
「これまでの人生で、直接お客様に、
商品を売ったことはありますか?」
ビジネス初心者の中には、はじめて商売をする人も少なくありません。
コーチング商品は、形のない商品です。
さらに難しく感じている人も多いでしょう。
起業して3カ月ほど経ったある日。
ふと、稼げないコーチには共通の原因があるのではないかと考え、稼いでいるコーチの観察を始めました。
すると、稼いでいるコーチと稼いでいないコーチには「エゴ」の捉え方に違いがあることを発見しました。
起業当初の私は、なかなかコーチングビジネスに慣れることができませんでした。
しかし「エゴ」を捉え直すことで、自信をもってビジネスをすることができるようになりました。
この記事では、コーチングビジネスで稼ぐために「エゴが必要」という切り口でお伝えします。
ゼロイチ突破前の方や、更に稼ぎたい方にとっては、役立つ内容です。
コーチングビジネスにエゴは必要
コーチングビジネスに、エゴは必要です。
ビジネスにおいて、
自分の幸せを追求することは当然です。
幸せではないコーチが、
クライアントを幸せにする。
果たして、可能でしょうか。
おそらく、不可能ですよね。
コーチが「幸せ・成功者・豊か」だから、クライアントを「幸せ・成功者・豊か」へと導くことができる。
もちろん、
- 他人の迷惑を考えない。
- 自分の利益だけ追求する。
このような行動や考え方は、問題外です。
そもそも、自己中の人は、
コーチングビジネスを、
しようとすら思わないですね。
だって、稼ぐだけなら、
もっと簡単な方法があります。
では、
次の言葉は、エゴでしょうか?
- 頑張ってるのにお客が集まらない!
- 少しでも高く売って稼いでやる!
- だれでもいいから早く買って!
これは、エゴではありません。
「過剰な自己愛」です。
過剰な自己愛をもつコーチを見ると、
眉をひそめたくなります。
でも、
このコーチの気持ちが、
分からなくもないのです。
覚悟を決めてビジネスを始めたからには、
ビジネスを始めた目的があるはずです。
たとえば、
- 豊かな暮らしをしたい。
- 自分らしく生きる。
- お金や時間を自由にする。
- 8月までに100万円を稼ぐ。
- 30万円稼げたら、起業する。
- 来年には、必ず独立起業する。など
なかなか成果が見られなければ、
次第に、焦りも生まれてきます。
そして、
自分のことしか考えられなくなる…。
ビジネスは、とてもシンプルです。
- ビジネスとは、価値と価値の物々交換です。
- 価値を提供するから、対価を頂くことができる。
たとえば、
- 医者は、完治。
- 監督は、優勝。
- 教師は、生きる力。
- アーティストは、世界観。
プロは、手段ではなく結果を売ります。
コーチが売る商品は、
コーチングではありません。
お客様の「理想の未来」への希望です。
お客様の結果を出すためにも、
コーチ自身が200%幸せになる。
エゴは必要です。
しかし、
自己中心的なビジネスを続ければ、
ゼロイチ突破も成功もありません。
過剰な自己愛は捨て、
お客様に価値を提供し続けましょう。
エゴの強さは自信の強さ
コーチのような対人支援者には、
優しさだけでは物足りません。
厳しさも必要です。
コーチは、
修羅場をくぐり抜けてきたからこそ、
現在、コーチとして独立しています。
コーチが自分のやり方に、
プライドをもっていて当然です。
コーチのエゴの強さは、
自信の強さとも言うことができます。
また、
エゴが強いコーチの方が、
目標達成に対するこだわりも強いです。
私は監督時代、エゴの強い人ほど、
成功する確率が高いことに気付きました。
その理由は、2つです。
- 目標達成するためには手段を選ばない。
- 人に教えてもらうことを恥だと思わない。
目標達成のためなら、
人目なんて一切気にしません。
- 才能はあるけど、自信がない人
- 才能はないけれど、自信がある人
後者の方が、
成功する確率が高いのは、
納得できるのではないでしょうか。
ビジネスの成功に、
才能の有無は、関係ありません。
重要なことは、
「自分はできる」と自分を信じること。
コーチの目標とは。
クライアントの悩みを解消し、クライアントの叶えたい「理想の未来」へサポートすること。
自信のあるコーチになるめにも、
エゴをもつことは必要です。
さらに、
エゴに素直さも加われば、
もう、最強のコーチです。
謙虚すぎや謙遜はいらない
次のようなコーチから、
どのような印象を受けますか。
- 謙虚すぎるコーチ
- 謙遜ばかりするコーチ
私はですが、
このようなコーチに、
過剰な自己愛を感じてしまいます。
たしかに、
日本には「謙譲の美徳」という言葉があり、
控えめであることが美徳とされています。
そして、
謙虚さは、ビジネスだけでなく、
自分が成長するためには欠かせません。
ただ、度が過ぎていませんか。
謙虚すぎや謙遜ばかりしていると、
お客様は集まりません。
理由は、
謙虚すぎたり謙遜ばかりするコーチに、
お客様は「頼りなさ」を感じるからです。
たしかに、
お客様ファーストではありますが…。
「お金を支払う側」が「受け取る側」より、
立場が強くなっていては…。
コーチングビジネスは成り立ちません。
何度も言いますが、
ビジネスは、価値と価値の物々交換です。
コーチング商品は、無形商品。
お客様に売ってから、
お客様と一緒に創り上げる商品です。
謙虚すぎたり謙遜ばかりするコーチは、
過剰な自己愛を捨てましょう。
コーチとクライアントの関係は、
尊敬のある「対等な人間関係」です。
- SNS情報発信では?
- ブログ投稿では?
- 体験セッションでは?
- マンツーマンセッションでは?
コーチングビジネスで稼ぎたいなら、
あなたのエゴは必要です。
おわりに
この記事では、コーチングビジネスで稼ぐために「エゴが必要」という切り口でお伝えしました。
いかがだったでしょうか。
エゴの強さは、使命感の強さでもあります。今後も、一人でも多く、リーダーシップのあるコーチを増やしていきたいです。
お時間をつくって最後まで読んでくださり
ありがとうございました。