コーチング商品は、人生経験と強みから売れる専門性をつくる
人生経験と強みを活かしてコーチング商品をつくる?
そもそも、どんな商品が売れるのか分からなければ、商品をつくることもできませんよね。
実は、コーチング商品には、売れる3つの条件があります。
この条件を意識することで、商品づくりのコツがわかるはずです。
私は、この条件を基にしながらコーチング商品をつくり、2か月後には売り出すことができました。
この記事では、少しでもイメージしやすくするために、私の事例を多めに踏まえながら、解説していきますね。
この記事のコツを意識して、コーチング商品をつくれば、せっかく商品をつくっても売れないなんてことがなくなるはずです。
コーチング商品は、人生経験と強みから売れる専門性をつくる
まず、売れるコーチング商品の前提条件です。
売れるコーチング商品は、クライアントを「理想の未来」へ導く商品です。
次に、売れる3つの条件です。
- 具体的な目標達成ができる商品
- Before&Afterの幅が大きい商品
- 投資価値が高い商品
以上の条件をふまえて、あなたの専門性を見つけていきます。
40代・50代のあなたなら、豊富な人生経験と強みがあります。
必ず、あなただけの差別化されたコーチング商品をつくることができるはずです。
あなたの人生経験や強みで、売れる専門性は何ですか?
ぼんやりと浮かんできているのではないでしょうか。
きっと私の具体例を重ねて考えると、もう少しはっきりしてくるはずです。
私のコーチング商品の専門性とは
ここでは、私のコーチング商品の専門性を紹介しますね。
あなたの人生経験や強みを活かした専門性と照らし合わせながら読み進めていくと、イメージが膨らんでくるはずです。
私は、第二の人生を拓きたいコーチ育成の専門家です。
さらに言うと、クライアントの人生経験と強みから専門性の高いコーチング商品をつくり、
その商品をもって、クライアントを物心ともに豊かなコーチとして育成する専門家です。
ですので、次のようなお客様はお断りしてます。
- コーチングのスキルアップ
- コーチング資格の取得
- 職場でのサポート力アップ
つまり、コーチングスキルのみを求めるお客様は、私の専門外です。
私が対象とするお客様は、
- 稼がないと生きていけない
- 人生に後悔したくない
- しっかり稼いで人を助ける
第二の人生を、本気で変えようとしている方です。
私は、退職してからビジネス完全素人の状態から起業をめざしました。
崖っぷちの悲惨な状況を、嫌になるほど味わってきています。
人生を変えるほどの大きな変化には、大きな犠牲を伴うことも体験してきています。
つまり、どんなにカッコ悪くとも泥臭くとも、無我夢中に「理想の未来」をめざす覚悟のある方が、私のお客様でありクライアントです。
私は、40代・50代の覚悟ある方向けコーチ育成の専門家とも言えそうですね。
いかがでしょう?
売れる3つの条件
- 具体的な目標達成ができる商品
- Before&Afterの幅が大きい商品
- 投資価値が高い商品
具体的にイメージできてきたのではないでしょうか。
専門性があっても3つの条件がなければ高く売れない
あなたはコーチングの専門性の商品が、見えつつあるのではないでしょうか。
しかし、確定するのはもう少し待ってください。
専門性があっても3つの条件が全てそろっていなければ、たとえ専門性があったとしても、高く売れることはありません。
具体的に言いますね。
私は起業前、小学校教員を対象にした「教育コーチング」で起業しようと、準備を1か月ほど進めていました。
教員歴27年あり、専門性にもかなり自信がありました。
しかし、稼ぐイメージが全くもてないのです。
稼ぐイメージがもてなかった理由は、ビジネスコーチとのセッション中に分かりました。
「教員の悩みや苦労は、高いお金を払って解決するまでもない」
もちろん、大きな問題も確かにあります。
しかし、安価か無料で相談できる場がすでにあります。
公務員で高い目標達成を志す人や、高額の自己投資ができる人はそう多くはありません。
つまり、いくら専門性や自信ががあっても、教員を相手にした「教育コーチ」を商品にしていては、高く売ることは難しいのです。
あなたの人生経験や強みで、高く売れる専門性は何ですか?
専門性が決まったらニーズを探そう
売れる市場は、冷静にシビアに見極めましょう。
40代・50代には、豊富な人生経験と強みがあります。
しかし、そのことが逆に
「どうしてもやりたいこと」や「やりやすいこと」へバイアスをかけてしまいます。
私もそうでしたから、知らず知らずのうちにバイアスがかかるお気持ちは察します。
しかしながら、専門性を独りよがりにしぼりこんだり、決定したりすることはとっても危険です。
必ず、世の中のニーズをとことん探しましょう。
高いお金を払ってでも叶えたい「理想の未来」を扱った高価な市場でない限り、コーチングで稼ぎ、プロコーチとして生計を立てていくことはできません。
たとえば、先ほどの「教育コーチ」。
私の知る限りでは、高単価を稼いでいる人を見たことがありません。
コーチング商品の専門性が決まったら、冷静にニーズを調べて、安価か高価な市場なのかを見極めること。
もし、あなたの市場で高単価で稼いでいるコーチがいないのなら、ブルーオーシャンなどと考えてはなりません。
潔くあきらめ別の市場を探すことをすすめます。
おわりに
この記事では「コーチング商品は、人生経験と強みから、売れる専門性をつくる」についてお伝えしました。
コーチングビジネスの成功の可否は、マインドセットと商品づくりが9割だと言っても過言ではありません。
ぜひ、あなたの人生経験や強みを活かしながら、高単価で売れる専門性のあるコーチング商品をつくってくださいね。
お時間をつくって最後まで読んでくださり
ありがとうございました。