「あと2名」と言った日の動画|その2名は、今年独立しました
1年前の動画が出てきました。
2025年5月。北海道。2分22秒。
その中で、私はこう言っています。
あと限定2名だけ、旧価格でサポートを提供させていただきます。
あのとき、その2名がどんな方になるのか、私はまだ知りませんでした。
今は、分かります。
小学校の先生と、中学校の先生でした。
2025年6月と7月にスタートされて、2026年の4月、それぞれ独立起業されました。
その動画を、そのまま残しておきます。
あの日、私が言っていたこと
動画の冒頭で、私はこう名乗っています。
教員27年。ドッジボール監督13年。49歳で教頭職を辞めて、50歳でゼロから起業した。
そして、こう続けます。
決断してから早1年10ヶ月、不安や恐怖で、夜も眠れない日々を、正直なところ過ごしてきました。
今見ると、笑ってしまうくらい正直です。
でも本当にそうでした。起業2年目、集客を4ヶ月間止めた時期があります。答えの出ない問いをぐるぐる繰り返して、布団から出られない日がありました。
(このあたりの経緯は、こちらにまとめています)
そこからまだ、そう遠くない場所に立って喋っています。1年10ヶ月というのは、そういう時期でした。
動画の本題は、2025年6月からの値上げの告知でした。
これは単なる値上げではなく、クライアントさん一人一人により濃い伴走を約束するための決断です。
マンツーマンで月2回、120分。365日チャット。この形で同時に伴走できる人数には、限りがあります。
数を増やすのではなく、一人あたりに注げる量を増やす。そのための決断でした。
私は、席が空いたときにだけ募集をかけています。
継続してくださる方がいて、次の段階へ進んでいかれる方がいる。そうして空いた席の分だけ、新しい方をお迎えする。
あの動画は、その2席の告知でした。
その2名が、どうなったか
6月と7月に、それぞれスタートされました。
お二人とも、学校に勤めながらのスタートです。
平日は子どもたちの前に立って、放課後や休日に、自分のビジネスをつくっていく。授業も、校務も、家庭での役割もある中でです。
そして2026年の3月に退職され、4月から、それぞれの名前で仕事を始められました。
あの動画を撮ってから、11ヶ月後のことです。
私はあのとき、カメラに向かってこう言っていました。
いつかじゃなく、今動き出せば、半年後、3年後、5年後の自分は確実に変化しています。
言った本人ではなく、聞いてくださった方が、証明してくれました。
この1年で、他にも4名の方をお迎えしました。
- 音楽教室を主宰されていた方
- 上場企業の部長職の方
- 現役の教育センター指導主事の方
- すでに退職されていた、元小学校教員の方
それぞれが、それぞれの「理想の未来」に向かって動いておられます。
なぜ、北海道だったのか
起業してから、春と秋に一度ずつ、北海道に行っています。
帰る日は決めません。そろそろ帰ろうかな、と思ったら船を取る。2週間のときもあれば、3週間になることもある。2026年5月は台風で帰れなくなって、4週間になりました。
帰れなくなっても、別に困らない。
大学を出て社会人になって27年間、帰る日が決まっていない日は、一日もありませんでした。
それだけのことに、49までかかりました。
この動画は、その春の滞在中に撮ったものです。
今もあの動画を見ると、風の音が入っています。
実は、この動画は何度も撮り直しています
2分22秒の動画です。
これ、一度で撮れたものではありません。
まず、風でカメラが倒れました。三脚ごと、ばたん、と。
撮り直していると、今度は後ろを路線バスが通ります。北海道の、あんな何もない道にもバスは走っているんですね。音が全部入ってしまう。
そのうち日差しが強くなってきて、顔が飛ぶ。
結局、何本も撮って、つなぎ合わせました(笑)
台本もつくりました。言いたいことを整理して、紙に書いて、頭に入れてから喋っています。
なぜこんなことを書くかというと、動画を撮ろうとして止まっている方が、とても多いからです。
- 「うまく話せないから」
- 「機材がないから」
- 「準備ができてから」
あの動画は、風でカメラが倒れて、バスに手を振って、日差しと遊びながら撮ったものです。
それでも、1年後にこうして記事になっている。
完璧である必要はありません。残っていることのほうが、ずっと価値があります。
一字も直したくない、たった一つの部分
動画の中に、1年経った今も、私が一字も直したくない箇所があります。
私は、自分の人生を逃げた経験があります。
49歳のとき、教頭になって2ヶ月目に声が出なくなり、1ヶ月間の自宅療養になりました。
天井を眺めながら、後悔ばかりが溢れてきました。本当にやりたいことを、何一つしていなかった。
(そのあたりのことは、プロフィールに詳しく書いています)
だから、分かるんです。
「このままでは終われない」と思いながら、動けずにいる人の気持ちが。
言い訳を並べている自分を、いちばん軽蔑しているのは自分自身だということが。
私も、そうだったからです。
最後に
亡くなった母の言葉を、今も覚えています。
たった一度の人生じゃろ、もう、好きなように生きらええが
私がこの言葉を受け取ったのは、49歳のときでした。
遅かったとは思っていません。ただ、もっと早く気づく道はあったはずだと思っています。
もしあなたが今、「このままでいいのか」と思っているなら。
その感覚は、正しいです。
来年の4月、あなたがどこに立っているか。それを決められるのは、今日のあなただけです。
この記事の動画は、2025年5月に撮影したものです。動画内で触れているサポート価格・募集人数は当時のもので、現在の内容とは異なります。最新の内容はサービスページをご覧ください。

