【教員のための成功法則】潔く手放せば人生が開ける!元教頭が語る黄金の法則

教員のなり手不足に歯止めがかかりませんね。
今年度採用された公立学校の教員の採用倍率は3.2倍と、3年連続で過去最低を更新し、教員不足が深刻化しています。
それでも多くの教員が「このままでいいのだろうか」と悩みながら動けずにいるんですよね。
あなたもそんな思いを抱えていませんか?
安定した職、長年築いてきた信頼、教育者としての肩書き—これらを手放すことへの恐れが、あなたの足を止めているのかもしれません。
私の人生哲学を一言で表すなら、「潔く手放すことが成功の法則」なんです。
27年間の教員生活、教頭というポジション、全国制覇したドッジボールチームの監督、そして7年間続けた教育サークル—すべてを「潔く手放す」決断をしてきました。
その結果、51歳を過ぎた今、コーチング起業から半年で月100万円を達成し、「自分らしく自由で、物心ともに豊かに生きる」人生を手に入れることができたんです。
この記事では、この「潔く手放す勇気」こそが、真の自由と成功への扉を開く鍵だということをお伝えします。
教員が「手放せない」3つのもの

安定した収入源を手放せない…

長年築いてきた肩書きや地位を手放せない…

他者からの評価や期待を手放せない…
こんな思いを抱いていませんか?
厚生労働省の調査によれば、転職を考えている40代・50代の約65%が「現状への不満」を感じながらも「安定」を理由に転職を踏みとどまっているというデータがあるんです。
でも、恐れに支配された人生に真の自由はありません。
私が3つの「成功の座」を潔く手放した実例

全国制覇ドッジボール監督を手放した決断
私のコーチとしての原点は、ドッジボール監督としての13年間の経験にあります。
チームを全国制覇へと導き、第1回アジアカップ優勝、全国最優秀監督賞も受賞。そんな絶頂期に、なぜ監督の座、チームを手放したのか?
実はこれまでに、「児小チーターズ」「柏島レッドモンキーズ」「柏島レッドスネークス」「里庄レッドスネークス」と、それぞれのチームの「価値ある目的」を達成する毎に解散または譲渡してきました。
「なぜ辞めるのか」「もったいない」と周りは驚きましたが、この決断があったからこそ、次のステージへ進むスペースができたんです。
教育サークル「教師部」主宰者を手放した経験
ドッジボールを手放した後、教育の世界に恩返しをしたいという思いから、教育サークル「教師部」を立ち上げました。
隔週金曜日、仕事終わりに集まって勉強会を行い、約7年間で13回の定期セミナーを開催しました。
そこから全国区で活躍する教師、全国研究大会の研究主任、県教委職員、管理職など、多くの教育リーダーを輩出。
このサークルも、役割を終えたと感じた時に主宰の座を潔く手放しました。「なんで?」という声もありましたが、心は決めていたんです。
文部科学大臣表彰を受けた教頭職を手放した転機
文部科学大臣優秀教職員賞、県教育関係功労者賞を受賞し、指導教諭、主幹教諭へとステップアップし、教頭に就任。「次は校長だね」という声も聞こえていました。
ところが体調を崩したのをきっかけに、この安定したポジションも手放す決断をしたんです。
多くの人が「なぜ?」と驚きましたし、不安がなかったと言えば嘘になります。
でも私には強い思いがありました。
目標のない時代に戻りたくない
学生時代、私は消極的な選択をしてきました。よく『団塊ジュニア世代』とか『就職氷河期』だったからとか…こんなの全部が言い訳でした。
「これなら受かるかな」という程度の大学選び。努力せず言い訳を探す日々。
高校のバレー部の県大会で負けた時なんかは、「練習してないんだから仕方ない」なんて、悔しさから目を反らしていた。大学ではキャプテンだったにもかかわらず、同じような言い訳をしていた…・。
子供たちと出会い、夢や目標をもつことの大切さを学んだ27年間があったからこそ、自分自身も前に進む勇気が必要だと感じたのです。
教頭を辞めた時、未練は全くありませんでした。
「教頭の肩書きが欲しい人はたくさんいる。私の代わりなんていくらでもいる。私がポジションを空けることで、本当にやりたい人がするほうが、学校のためにも、子供たちのためにも、教育のためにもいい」
この潔さが、実は新しい道を切り拓く鍵だったのです。
起業4ヶ月目の壁:3つの固定観念を手放して月100万円達成

起業後も、この「潔く手放す」法則が私を救ってくれました。
起業4ヶ月目、体験セッションで3回連続断られるという壁に直面したんです。
「一生お客様なんてもてないのでは?」
心がくじけて、ビジネスの手が止まりかけた時、私は最も重要な「手放す」体験をしました。
完璧主義を手放した
- もっと準備が必要
- もっと学ばなければ
- まだ自信がない
こんな言葉で自分を縛り、行動できなくなっていました。
完璧主義は「失敗への恐れ」の別名なんですよね。これを手放したとき、行動量が一気に増えました。
ジャッジ思考を手放した
教員時代の癖で、物事を「正しい・間違っている」と判断しがちでした。
- あの人はああすべきだ
- これは正しくない
- そんなやり方では成功しない
このジャッジ思考を手放すことで、心に余裕が生まれ、妻と息子との関係も劇的に改善しました。
他責思考を手放した
- 環境が整っていないから
- 周りが理解してくれないから
- 時間がないから
この「言い訳」とも言える思考を手放し、自責思考に切り替えたところ、翌月にはゼロイチ突破、そして翌々月には月100万円を達成することができたのです!
日本コーチ連盟の調査によれば、独立コーチの約78%が月収30万円以下という現実の中、起業半年で月収100万円を達成できたのは、「潔く手放す」という法則を実践した成果だと確信しています。
起業家が特に手放すべき3つのもの

サラリーマンマインドを手放す
- 8時間働いたら、これだけの給料がもらえる
- 残業すれば、その分お金がもらえる
この「時間と給料」の交換という発想を手放し、「価値と報酬」という起業家マインドに切り替えることが、コーチングビジネスでの成功の鍵です。
肩書きや地位への執着を手放す
- この肩書きがあるから私は価値がある
- 地位を失ったら、私は何者でもなくなる
教頭、研究主任、学年主任など、組織内での肩書きや地位に執着する気持ちを手放すことで、本当の自分の価値や強みに気づけるようになります。
「今さら感」を手放す
- 今さら新しいことを始めるのは遅い
- 40代・50代になって転職するなんて無謀
エリクソンの生涯発達理論によれば、40〜65歳は「世代性 vs 停滞」の時期。この年代こそ、自分の経験や知恵を次世代に伝えるのに最適な時期なのです!
ただ、年齢を重ねるほど固定観念も根深くなりがちなので、意識的な努力がより必要になるかもしれません。
実例:手放すことで人生が開けたクライアントたち
自分への愛情が深まった50代元小学校教諭
「我慢」を手放したことで自己肯定感が高まり、迷っていた退職を決意。2025年4月から独立開業への道を歩み始めました。生きる力が物凄い方です。
「山近さんと出会って人生が変わった」と笑顔で話す彼女の目は輝いています。
自責思考で成長を加速させた30代小学校教諭
起業を妨げていた「環境」へのしがらみをきっぱり手放し、わずか4ヶ月でメール講座配信を開始。5ヶ月目には初めての契約を獲得しました。家族想いのとっても素敵な方です。
「環境のせい」から「自分次第」に変わるだけで、こんなに変わるんです。
行動量が爆発的に増えた50代専業主婦
「これから何ができるのか」という不安を手放し、「思考の学校」の認定講師として複数の体験講座申込みを獲得するまでに成長しました。自己成長欲と社会貢献欲の高さに、いつもよい刺激を頂いています。
勇気ある決断をした20代サラリーマン
「どっちの方が損しないのか」という損得勘定を手放し、自分が本当にやりたいことや好きなことを直感で選択。あらゆる他企業からのオファーを断り、覚悟を決めて自分らしいキャリアを選択することができました。ほんと賢い方。対話をしていると目から鱗の連続です。
他にもいろいろなクライアントさんがおられます。みなさん、絶賛手放し中です。
手放すことで得られるもの
手放すことは「失う」ことではなく、「新たに得る」プロセスです。
クライアントの多くが、不要なものを手放すことで以下のような変化を体験しています。
- 「自分への愛情」が深まる
- 「周りへの感謝」の気持ちが生まれる
- 「自責思考」により成長が加速する
- 「行動量」が驚くほど増える
- 「時間と給料」から「価値と報酬」への意識転換
20代・30代であっても、40代・50代であっても、この「手放す」プロセスは同じです。
ただ、年齢を重ねるほど固定観念も根深くなりがちなので、意識的な努力がより必要になるかもしれません
「自分勝手」と言われても手放す勇気

- ドッジボールを辞める
- 教育サークルを閉じる
- 教頭を辞める
こうした決断をするたびに、周りからは「山近は、いつも自分勝手だ!」と思われていることも知っています。というか、何人もから直接言われています。
でも、本当に自分勝手なのはどちらでしょう?
自分の心に嘘をついて続けることの方が、実は周りの人に対して失礼なのではないでしょうか。
人を巻き込んだり、つなげたりする時、私たちは必ず誰かの人生に影響を与え、貴重な時間をいただくことになります。
それを適当な気持ちで扱うことはできません。
肩書きや権力など、本当はどうでもいいことにしがみついて、自分の本心に嘘をつきながら人と関わることほど、失礼なことはないのです。
教育者だからこそできる新しい挑戦
教育者としての人を「育てる」経験は、コーチングビジネスにおいて大きな武器になります。
- 人の成長を支援してきた経験
- 分かりやすく伝える力
- 信頼関係を構築する能力
- 目標達成をサポートするスキル
これらはすべて、あなたがコーチとして活躍するための基盤となるものなんです。
教育現場で培ったスキルは、決して捨てるものではなく、新しいフィールドで輝かせる宝物なんですよ。
素直さ=潔さという生き方の本質
成功する人は「素直」だと言われますね。でも、この「素直」とは「言いなり」ではありません。
私が考える「素直」とは「潔さ」なんです。
自分の環境や経験を正当化したくなる気持ちを手放し、新しい視点や考え方を受け入れる勇気を持つこと。「潔さ」なんです。
『Harvard Business Review』の研究によれば、キャリアチェンジに成功した人の89%が「固定観念を捨てる決断力」をもっていたというデータがあります。
世の中に正解なんてない。生き方の正解があるとすれば、それは『自己成長』だ
自分の環境や経験を正当化したくなる気持ちは私にもあります。
だけど、そのちっぽけな価値観は、
- アフリカにいっても正解ですか?
- 戦時中でも正解ですか?
言いたいのは、正解にしがみつかないでっていうこと。
世の中に正解なんてない。生き方の正解がもしあるとするなら、私は「自己成長」だと思っています。
最期まで、自分を成長するためには、断捨離し続けるのみ。どんどん捨てないと行動できません。
たくさん行動して、失敗や成功の結果を出して、さらに改善する。そして、その生き方のコツみたいなのを、本当に困っている人や悩んでいる人にシェアしてあげたらいいんじゃないかな。
手放すプロセスをサポートするメンターの重要性
家の中のものを自分一人で断捨離するのが難しいように、心の中の「固定観念」も一人では手放しにくいものです。
なぜでしょう?
それは、それらが「このままでいいよ」と囁きながら、現状の自分を守ってくれているからなんです。
米国コーチング連盟(ICF)の調査によれば、コーチングを受けた人の87%が「自分だけでは気づけなかった盲点に気づくことができた」と回答しています。
だからこそ、メンターやコーチの存在が重要になるんですね。
あなたも「潔く手放す」一歩を踏み出しませんか?
51歳を過ぎても、新しい目標に向かって挑戦し続けられる。これこそが「潔く手放す成功法則」の醍醐味です。
内閣府の調査(2023年)によれば、「第二の人生」を充実させている60代の約72%が「新しいことへの挑戦」を幸福度向上の要因として挙げています。
新しい成功を手に入れたいなら、まず古いものを手放す勇気をもつこと。それは安定した職かもしれないし、肩書きかもしれない。あるいは、長年抱えてきた思考パターンかもしれません。
でも大丈夫です。手放す先には必ず新しい扉が開いているんですよ。
自己成長と社会貢献
これがコーチングビジネスの本質だと、私は考えています。
自分が成長し、その経験を本当に困っている人や悩んでいる人にシェアする。そうやって、これからの人につないでいくこと。
この道を歩む勇気をもてば、いつか「わが生涯に一片の悔いなし!」と胸を張って言える日が来るはずなんて、昭和世代の私は想っています。
難しいのは分かっています。
でも、潔く手放す勇気をもちましょう。そして、本当のあなたらしく自由な人生を生きてくださいね。
あなたの成功を心から応援しています。
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